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 関東リーグ2011 1部 第13節 12月11日 寒川総合体育館
 ゾット早稲田 vs フウガ東京  フォトダイジェスト
                
 2節を残して2ヶ月間の中断が明けた関東リーグ。
 現在首位はフウガ東京。勝点差5で柏とファイルフォックス。勝点差6でゾット早稲田が追っている。

 第2試合はゾット対フウガ。このカードが今日一番の注目カードであることは間違いない。
 この対戦で勝利すれば、フウガの優勝が決まるからだ。
 だが、相手はフウガが相性が悪いとされるゾット。
 ここで負ければフウガは最終節で難敵カフリンガに勝利が必要な状況に追い込まれる。
 ゾットは逆転優勝には直接対決の得失点差から3-1以上での勝利が必要だが
 自身の優勝はもちろん、優勝の行方を最終節に持ち込みリーグを盛り上げるためにもモチベーションは十分。
 最後まで、気が抜けない試合になることは必死だ。

 試合前から、会場には緊迫した空気が流れる。
 この時点から、すでに大熱戦の幕が開いていたことが体感できた。
 そして、ついにキックオフとなる。

 優勝へ王手をかけているフウガ。選手全員ここで決める覚悟で乗り込んでいる。
 

 立ちはだかるゾット。この試合に照準を合わせてきた。チームワークで勝負。
 

 開始直後から、アグレッシブに両チーム仕掛ける。
 

 フウガの1stセットには、太見、宮崎、金川と、前線で躍動する選手が並ぶ。
 

 ゾットの攻撃を担う米谷(No.22)。積極的にシュートを狙う。
 


 

 2分、カウンターで荒木(No.4)が疾走。
 

 だが大森(No.3)が後ろでカット。簡単には攻め込めない。
 

 右奥へ流れパスを受けた武内(No.7)だが、大黒にセーブされる。最後尾まで隙がない。
 

 前線で起点となる太見(No.8)。油断すれば、ここからすぐに得点が生まれるだろう。
 

 6分、ゾットのフリーキック。
 

 丸山(No.5)のキックから、ゴール前の小笹(No.9)がしっかり決めて先制!
 

 欲しかった先制点がゾットに入る。
 

 さらに得点を狙いにいくゾット。フウガはここまで4ファウルが溜まっている。
 

 大森(No.5)が体を張って攻撃を防ぐ。勢いは両チームとも増すばかりだ。
 

 10分、ここで山上(No.15)がファウルし、5ファウルが溜まってしまったフウガ。厳しい展開。
 

 ここからゾットの波状攻撃。
 


 

 そしてコーナーキックから、ゴール前の松田(No.2)がヘディング!
 

 決まって2点目! さらにフウガを引き離した。
 

 貴重な追加点に喜ぶゾットの選手たち。
 

 2点差をつけられ追いつきたいフウガが猛攻。ゾットのゴレイロ渡邊(No.1)が体を張る。
 

 両チーム共、ゴレイロのプレーが秀逸だった。甘いシュートは通用しない。
 

 15分、早川(No.16)がミドルシュート。これはゾットのディフェンスにあたり弾かれる。
 

 ゾット陣内で動き回り、チャンスを伺う太見(No.8)が…
 

 18分、ゴール前でキープすると、隙を見て後ろにヒールパス↓
 

 これに反応した諸江(No.4)がしっかりと決め込んでゴール!
 

 2−1.前半のうちに1点を返したフウガ。試合の行方はわからない。
 


 


 

 ここでハーフタイム。熱戦を物語る表情の早川(No.15)。
 


 

 後半開始。優勝を決めたいフウガは引き続き攻めに出る。
 

 厳戒態勢となるゾットゴール前。ピヴォの位置に入ってくる選手をしっかりマーク。
 

 22分、丸山(No.5)が太見(No.8)に振り切られそうになり、思わず倒してイエローとなる。
 

 早川(No.16)がFKを蹴るが、これはディフェンスがブロック。
 

 惜しい場面を何度も迎えるフウガだが、あと一歩が足りない。
 

 24分、ゾットの反撃。荒木(No.14)が相手ゴール前へ駆けあがるが、これは送ったパスが合わず。
 

 渡邊からのスローに頭で合わせる小笹(No.9)を金川(No.3)がガード。
 

 花巻からフウガに復帰した半田(no.19)。うまくチャンスを演出したいが…。
 


 

 自陣ゴールへ飛んだボールを追って諸江(No.4)がゴールへ突っ込んだ。気迫が伝わる瞬間。
 

 フウガは優勝には勝ちが必要。ゾットはまず勝利、出来れば3-1にしたい。
 しかし互いに疲労が見え始める。後半も残りわずかだ。
 


 


 


 

 ゴール前で、太見(No.8)が清野(No.16)と接触し倒れるが、きわどいながらノーファール。
 ゾットはずでに5ファウルになっている。
 

 残り1分。ここで米谷(No.22)が大黒(No.21)に接触してしまい、なんと6つ目のファウル。
 

 運命を左右する第2PKへ。どこまで出てもいいか確認するゴレイロ渡邊(No.1)
 

 キッカーは早川(No,16)。思い切りよくシュートを放つが↓
 

 右へそれてゴールならず! 思わず大声をあげるゾットベンチ。
 

 最後まで、攻め続けるフウガだが…
 

 ここでホイッスル! タイムアップ!ゾットの勝利!
 

 今節でのフウガの優勝を阻止! &前期のリベンジを果たした。
 

 自身の優勝よりもリーグと自らのプライドのために…ゾット快心の勝利!
 

 優勝を決められなかったフウガ。悔しさがにじむ。
 

 最終節はホーム墨田体育館。すべての結果は最終節にゆだねられた。
 

  最終節は第2試合にファイルフォックス、第3試合に柏イーグルス、第4試合にフウガが登場。
  ファイルか柏のいづれかが勝てば、フウガの優勝には最終のカフリンガ戦での勝利が必要になる。
  いづれにしても劇的な幕切れが予想される関東リーグ最終節は12月17日(土)墨田区総合体育館で11時開始。
  フウガvsカフリンガ戦は16:30〜開始です。ぜひ会場へ!


  最終節、日程の詳細はこちら、順位表はこちら
  9日掲載したゾット早稲田・清野選手兼監督のインタビューは、こちらで。





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